短期間でTOEIC800点取る方法/勉強方法とおすすめの教材を教えます!

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はじめに

現代において英語力はかなり重視されています。

就職、転職、昇格といった仕事面で大きなアピールポイントになります。

また近年、日本における外国人の数は増加しており、特に労働者数は過去最高を記録しています。

今後、より外国人の労働者が増えていく中で英語力は必須になってきます。

また自己ステータスのひとつとしても語れ、モテること間違いなしです!

そんな英語力を数値化でき、最もメジャーといえる資格がTOEICです。

ではどうすればTOEICで高得点を取ることができるのか。

この記事を見ればあなたも高得点を目指せるでしょう。

 

英語資格は何を取得すべきか

様々な場面で活用できる英語の試験。

英語の資格、試験は国内だけでも全部で約50種類以上あります。

ではどの試験を受ければいいのか。

結論、「TOEIC L&R」です。

これは一概に言えませんが、TOEICは今日本で最もメジャーな英語資格であり、就活、転職でも必ず役に立ちます。(エントリーシートの中にTOEIC点数を記入する欄がある企業も多々)

特定の国への海外留学や海外移住を考えている場合は、TOEFLやIELTSが必要な場合があります。

またTOEFL、IELTSではネイティブが使う英語運用能力も多く求められ、TOEICに比べて難易度も高いです。

そのため、「英語を勉強したい、英語の資格が欲しい」と考えている方のほとんどは、TOEICを受けることをおすすめします。

 

点数別難易度・レベル

TOEICは何点からがすごい?何点を目指すべきか?

TOEICのスコア別のレベルと割合は次のとおりです。

  • 400点未満:受講者全体の約14%
  • 400~500点:受講者全体の約17%
  • 500~600点:受講者全体の約20%
  • 600~700点:受講者全体の約20%
  • 700~800点:受講者全体の約15%
  • 800~900点:受講者全体の約10%
  • 900点以上:受講者全体の約5%

偏差値計算するとおよそ下記の通りです。(参考までに大学の偏差値と比較)

  • 400点未満:〜40
  • 400~500点:40〜45(神姫流兵)
  • 500~600点:45〜50(摂神追桃)
  • 600~700点:50〜55(外外経工佛)
  • 700~800点:55〜60(日東駒専、産近甲龍)
  • 800~900点:60〜67(MARCH、関関同立)
  • 900点以上:67〜(旧帝国大学、早慶)

※この大学欄は参考までにお願いします。

 

では何点を目指すべきなのか。

各個人の能力等にもよりますが、

ずばり「800点」を目指しましょう!

就活、転職の場では600点からアピール出来ると言われていますが、

周りと差をつけるには上位10%には入りたいです。

某有名企業では入社までTOEIC800点以上のスコアが必要で、達成できないと内定が取り消されるなんて話もあります。

上位10%と聞くととても難しく聞こえますが、大丈夫です!

私自身もTOEIC300点代から1年間で800点オーバーに達しました。

この記事を読んで、自身がやるべき学習に取り組めばだれでも800点は取れます!

 

試験内容と目指すべき内訳

TOIECの試験内容は以下の通りです。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会より引用)

リスニングセクション(約45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答
Part1写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。
Part2応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
Part3会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。
Part4説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答
Part5短文穴埋め問題 30問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
Part6長文穴埋め問題 16問
不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。
Part71つの文書:29問
複数の文書:25問

いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。

サンプル問題は下記リンクから問い合わせ可能です。

【公式】テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
TOEIC Listening & Reading Testのテストの形式と構成に関するページです。TOEIC Program(英語テスト事業)、書籍・出版、グローバル人材育成を事業展開するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が運営するサイトです。

 

次に目指すべき内訳は?

テストは、リスニング5~495点、リーディング5~495点、トータル10~990点のスコアで5点刻みで表示されます。

日本人が高得点を取得するにはリスニングで高得点取ることが必須です。

800点とるにはリスニングで400点以上は必須、450点を目標にして欲しいです。

私が初めて800点オーバーした時は、

リスニング:450点 リーディング:380点 でした。

リーディングについては350点以上必須、400点を目標にしましょう。

リーディングで高得点取るには、コツも必要になってきます。

それについては下記「TOEICを攻略するためのコツ」で解説していきます。

 

始める前に必ずすべきこと

勉強する前にまず必ずやって欲しいこと。

それは、「TOEIC試験を受ける」ことです。

受けたところでなにもわからない人もいるでしょう。

私もそうでした。

リーディングはもちろん、リスニングに関しては「本当に英語か?初めて聞く言語だ」と思っていました。(笑)

自分の無力さ、英語の難しさに絶望まで覚えました。

ではなぜ学習を始める前に受ける必要があるのか。

それは「自身の現在地を知るため」です。

自分は今どれくらいの能力があるのか、目標点数に対してどれだけの努力が必要なのかを知る必要があります。

またそれだけではありません。

英語を長期間勉強する上で「モチベーション」は欠かせません。

今後勉強を続けていけば、点数が上がっていくのは確実です。

もちろん点数に伸び悩む時期もありますが、勉強したては右肩上がりで点数が上がっていくでしょう。

自分の能力が数字に表れて上がっていくのは、想像以上に嬉しいです。

そのため、始める前に受けること、その後も目標は1ヶ月に一回、最低でも2〜3ヶ月に一回はテストを受けるようにしましょう!

申し込みは下記リンクから。

【公式】テスト申込|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC

 

TOEIC800点取るための勉強法

ではこの記事の本題である勉強法について、見ていきましょう。

800点取るための必要な能力は大きく分けて以下の能力です。

① 単語力 ② 文法力 ③ リスニング力 ④ 文章力 ⑤ 速読力

これら全てを短期間で身につけるには、根気と正しい勉強法が必要になります。

では正しい勉強法とはなんなのか。

これは個人の能力によって変わってきますので、自分にとって飛ばしていいと思うところは飛ばしてOKです。

 

まず英語を勉強し始めで覚えること、それは「単語」です。

これが一番重要であり、苦しいところかもしれません。

ですが単語さえわかれば、文法など分からずとも、ある程度の文章を理解することが可能です。

例えば上の文章、「単語」「分かる」「文法」「分からない」「文章」「理解」「可能」、この単語だけでもある程度伝えたいことは理解できます。

逆に言えば単語がわからない限り、文法など分かったところで文章は理解できません。

そのために単語はまず最初に学習する必要があります。

ではどの単語帳を使えばいいのか、結論どの単語帳でも大丈夫です。

私のおすすめの本に関しては下記に記載しておきます。

まずは用意した単語帳を10周読みましょう。

言い方を代えます。丸暗記してください。

10周と言われると多大な時間を要するように聞こえます。

もちろんすぐ終わることはありませんが、単語を全て覚えていれば、1周するのに1時間程度で読み切れます。

つまり、1周目より2周目、2周目より3周目の方が読解時間は短くなるのです。

また5周目以降になると覚えている単語も増えていくことだと思います。

その単語が増えていくと、嬉しくモチベーションも上がっていくでしょう。

最初の1〜3周目はかなりしんどいでしょうが、根気強く学習しましょう。

また目標は1〜2ヶ月で10周しましょう。

人間には、短期記憶、中期記憶、長期記憶があり、詳しい話は割愛しますが、上記期間で丸暗記できるように取り組みましょう。

単語を覚える上でのコツは次の章で話しています。

 

次に「文法」です。

文法に関しては基本的文法のみで大丈夫です。

文法は暗記というより理解することが重要です。

文法書を3周して、中学〜高校レベルの基本的な英文法を、難なく使いこなせるレベルにしましょう。

おすすめの文法書も下記に記載しております。

 

1番の難関「リスニング」

このリスニングが1番難しく、時間を要するのではないかと思います。

普段英語を耳にしない日本人からしたら最初は何を言ってるのかなにも分からないでしょう。

であれば、英語を普段から聞き、英語の音に慣れなければいけません。

その為の一番の方法は留学に行くことです。

私自身も1年弱の留学を行い、リスニング能力は爆上がりしました。

ですがもちろん皆が留学に行けるわけでもなく、留学に行った全員がリスニング力上がるわけではありません。

留学に行ってもリスニング力が上がらない人、それは海外でも日本人のコミュニティーにしか属さない人です。

つまり日本にいても常に英語を聞く環境を作れば、留学者同様のリスニング力を得ることができるのです。

この環境を作るには、海外の友人を作ることが1番の得策です。

最近では「Hello Talk」といったアプリでネイティブスピーカーと繋がってチャットができます。

相手も日本語を勉強したい方なので、話が合うでしょう。

そういったアプリを使って、たくさんのネイティブスピーカーとチャットを行い、慣れてきたら電話にも挑戦すると良いでしょう。

また別の方法としてiPhoneの「ポッドキャスト」もおすすめです。

ラジオ感覚でネイティブスピーカー達の会話、その解説を聞くことができます。

私はジョン・セニサックさんの「Hapa 英会話 Podcast」をずっと聴いてました。

自分の好きな配信を見つけ、通勤中や仕事の休憩時間、空いた時間に聴くだけでも効果的です。

※洋画をみてリスニング力を上げようとしてる人は注意です。

そもそも洋画を字幕なしで理解するにはかなり高度なリスニング能力が必要です。

ネイティブスピーカー同士のリアル会話を理解するには、スラングや国ごとの英語のクセなども理解する必要があり、長年英語を勉強してる人でも字幕なしで全て理解するのはかなり難しいです。

そのため、洋画でリスニング能力を上げようとするのはオススメしません。

もし見る場合は、日本語の字幕ではなく、必ず英語の字幕で見るようにして下さい。

日本語の字幕では字幕しか見ないようになってしまいます。

また英語を直訳しているのではなく、分かりやすい日本語に変換してることが多いので、誤解してしまう可能性もあります。

そのため、洋画で勉強する場合は必ず英語の字幕するようにしましょう。 

 

次に「文章力」

文章力については、「単語」と「文法」の応用です。

基礎がしっかりしていれば、そこまで苦労することもないでしょう。

しかし、英語の文章に慣れる必要があります。

文章問題では、熟語やイディオムなど初めて見るものもでてくるかと思います。

解説を読みながら、文章全て理解するまで読み返しましょう。

文章問題は解くことはもちろん、解説を見て理解することが重要です。

1日1題は最低解くようにしましょう。

 

最後に「速読力」

これは文章力の発展verといった感じです。

TOEICで高得点を狙うにはこの「速読力」が必須であり、難しいポイントでもあります。

TOEICを勉強しだして、必ず直面する壁は、「試験時間が足りない」ことです。

TOEICのリーディング問題は75分で100問です。

そのため一つの問題に約1分〜1分半で解かなければいけません。

長文問題を素早く流し読みし、軽く要約できるくらいの速読力が必要になってきます。

これは練習するしかありません。

色々な長文問題を解き、最初は流し読み、そして文章をある程度理解するクセをつけましょう。

また速読のコツとして、「英語を英語のまま読むこと」が重要です。

「英語→日本語」に和訳していては時間がかかります。

日本人にとって「英語→英語」の感覚は難しいと思いますが、訓練次第でこれは習得可能です。

これについても練習あるのみです。

 

短期間で英語力を上げるためのコツとおすすめ参考書

上記の「速読力」でも解説した「英語→英語」といったコツは短期間で点数を上げるためには重要なポイントになってきます。

速読力以外にも短期間で習得するコツはあります。

まずは「単語力」

単語はいくつかの語源が合わさって構成されています。

例えば”prepaid”という単語があります。

皆さんお馴染みのプリペイドカードなど前払いの意味です。

これは”pre”と”paid”と分けることができます。

pre”は「前もって、あらかじめ」の意味、”paid”は「支払い」の意味があります。

これをあわせて「前払い」という意味になります。

同様に”preview”という単語があります。

pre”は「前もって、あらかじめ」、”view”は「見る、見晴らし」が合わさり、「予習、下見」といった意味になります。

もう一つ別の語源も紹介しましょう。

contract“と”extract“という単語があります。

tract“は「引っ張る」という意味があります。

con“は「一緒に」の意味があり「一緒に引っ張る」→「契約」

ex“は「外に」の意味があり、「外に引っ張る」→「抜く、抽出する」といった意味になるのです。

このように語源を理解することで、意味を覚えやすく、効率性は爆上がりします。

単語の構造を理解しながら学習すると不思議と楽しく覚えていきます。

この語源をわかりやすく説明しながら、TOEICの頻出単語を勉強できる単語帳は、  

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語関 正生 (著)です。

購入は下記リンクから。

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語
累計50万部を突破した「世界一わかりやすい」シリーズでおなじみ、関正生先生のTOEICテスト英単語集です。 単語の勉強といえば、単語集に載っている単語を努力でひたすら暗記……と思われがちですが、本書は従来の単語集とは一味違う「丸暗記なしに覚えられる」本。すべての見出し語にコメントを付け、見出し語の持つイメージ、...

また単語力が全くない、中学〜高校レベルの単語から勉強したい人は下記参考書がおすすめです。 

共通テスト対応英単語1800 (東進ブックス 大学受験)
大学受験に必要な重要英単語をこの1冊に完全収録(見出し1800語+関連3340語)!20年超のロングセラーを共通テスト向けに大改訂!センター試験過去20年+共通テスト施行調査2回分を分析!「共通テスト」施行調査問題のカバー率99.5%!

また上記で紹介した関 正生さんが出版してる本の中で文法書もおすすめです。

基本的文法はこれ一つで理解することができます。

改訂版 世界一わかりやすいTOEIC(R)テストの英文法
スコアが上がる英文法のすべて。 英文法を体系的にわかりやすく学びながら、スコアを上げることができる唯一無二のTOEIC文法書。 Chapter 1 受動態 Chapter 2 接続詞 Chapter 3 関係詞 Chapter 4 形容詞・副詞 Chapter 5 分詞 Chapter 6 時制 Chapter 7...

 

次に短期間で習得するコツは「英語→英語」の感覚を身につけることです。

これは「速読力」のコツと重複してしまいますが、全てのパートでとても重要なポイントです。

海外に渡航した日本人のインタビューや会話を聞いたことはありますでしょうか?(私はONE OK ROCKのTakaのインタビューなどたまに見ます。)

彼らは英語を瞬時に聞き取り、英語を話しています。

これは英語を英語で理解して、自分の考えたことが英語で出てくるからです。

英語学習を始めたばかりの人に、この感覚を習得しろというのは酷な話ですが、意識するだけでも他とは大きく差をつけることができるでしょう。

またリスニングの学習で洋画視聴を考えている人、おすすめはアジア人が出演してる洋画です。

前のパートでも記したように洋画を字幕なしで理解するには、スラングや国ごとの英語のクセを理解する必要があります。

例えばイギリス人が話す英語とインド人が話す英語、これは私も経験しましたが、別の言語といえるほど違います。

その点で日本人にとってはアジア人(韓国、中国など)が話す英語は比較的聞きやすくスラングも少ないでしょう。

 

TOEICを攻略するためのコツ

最後に「TOEICを攻略するためのコツ」です。

これはTOEICだけに重点を置いた勉強法になりますので、ただ英語力を伸ばしたい人は飛ばしてください。

TOEICを攻略するためのコツ、これは「過去問を解く」ことです。

なにを当たり前のことを言ってるんだと思う人もいるでしょうが、TOEICについてはこれがなにより大事です。

TOEICを何度も解いて慣れる、そして自身の試験時間の使い方を習得すことが大事です。

次に記載するのは私の時間の使い方ですので、自分に合わないと思ったところは無視していただいて構いませんが、何十回解いた結果の解き方なのでオススメします。

 

まず「リスニング問題」

リスニング問題は、part1〜4に構成されています。

part1は写真描写問題です。

No.1

Part1_no.1 image
  • A
  • B
  • C
  • D

4つの選択肢の中から、1枚の写真の状況を表しているものを選びます。

リスニング問題の中では比較的易しい問題ですが、TOEICならではの単語がでてきます。

必ず重要な単語が出てくるので聞き逃さないよう単語を勉強しておきましょう。

 

part2は、応答問題です。

質問または発言が1文流れるので、その返事について3つの選択肢の中から最も適当なものを選びます。

この問題は質問の冒頭を聞き逃さないことです。

英語の質問は基本「5W1H」といって「Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どうやって)」の6つに分類されます。

この冒頭の疑問詞を聞き取ればある程度、聞き逃しても正解にたどりつけます。

必ず冒頭を聞き逃さぬよう、集中しておきましょう。

また質問を質問で返してくることもあるので注意です。

 

part3は、会話問題です。

2人以上の会話を聞き、問題に最もふさわしいものを4つの選択肢の中から答えます。

1つの会話につき、3つの問題があります。

この問題は会話が始まる前に問題文を必ず読んでください。

先に問題を読むことで、どういった会話が始まるのか理解でき話が入ってきやすくなります。

またどういったところに耳を傾けないといけないのかもわかります。

可能であれば問題の答えも見てほしいですが、時間が厳しい人は問題文だけでも大丈夫です。

part3は13の会話文が読まれます。

途中でわからない問題も出てくるでしょうが、分からないと思ったものはすぐにパスしてください。

ここで迷ってしまい、次の問題文を読み逃してしまうと、次の問題にも影響します。

会話を聞き終わったら瞬時に回答し、次の問題文を読む時間を作ってください。

また3人の会話の際は冒頭で、「with 3 speakers」と説明があるので、複数人登場しても動揺しないよう準備しておきましょう。

 

part4は、説明文問題です。

1人のスピーカーの説明を聞き、問題に最もふさわしいものを4つの選択肢の中から答えます。

1つの会話につき、3つの問題があります。

この問題についてもpart3と変わらず会話が始まる前に問題文を読むことがなにより重要です。

分からないと思ったものはすぐにパスして、次の問題文を読む、これを徹底してください。

またリスニング問題全てに共通しますが、会話文全てを聞き取る必要はありません。

重要な単語、ポイントさえ聞き逃さなければ、正解は導き出されます。

何度も問題を解き、慣れていきましょう。

 

次にリーディング問題です。

45分間リスニングを解いた後で疲れてるでしょうが、休憩する時間はありません。

ラスト1時間15分、正念場を乗り切りましょう。

part5は、文法・語彙問題です。

No. 103 Gyeon Corporation’s continuing education policy states that ——- learning new skills enhances creativity and focus.
(A) regular
(B) regularity
(C) regulate
(D) regularly

英語の文1つにつき、空欄が1つあり、4つの選択肢の中から空欄に最も適当なものを選びます。

英文法の見直しと、単語力をつけることが重要です。

形容詞は名詞を修飾するもの、副詞はそれ以外を修飾するもの。

「名詞+ly→形容詞」「形容詞+ly→副詞」

前置詞の後は必ず「名詞」がくる。(動名詞や形容詞+名詞の時も)

これだけは忘れぬよう意識しておきましょう。

 

part6は、文法と読解の複合問題です。

Questions 131-134 refer to the following e-mail.
Part6 texts

No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

No. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

No. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

No. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

長めの文に空欄が4つあり、不完全な文章を完成させるために、4つの選択肢の中から最も適当なものを選びます。

この問題文は長文ですが、空欄の前後のみ読解できれば答えを導き出せることが多いです。

そのため最初に問題文を読む→空欄の前後だけ文章を読む→それでも分からないときは他の文章も読むように意識しましょう。

 

part7は読解問題です。

Questions 147-148 refer to the following advertisement.
Part7 No.147-148 texts

No. 147 What is suggested about the car?
(A) It was recently repaired.
(B) It has had more than one owner.
(C) It is very fuel efficient.
(D) It has been on sale for six months.

No. 148 According to the advertisement, why is Ms. Ghorbani selling her car?
(A) She cannot repair the car’s temperature control.
(B) She finds it difficult to maintain.
(C) She would like to have a newer model.
(D) She is leaving for another country.

1つの文書についての問題は29問、2つ以上の複数の文書が提示される問題は25問あります。

この問題はまずタイトルを読み、どのタイプの文章(メール、手紙、広告、通知、記事、アンケート)か判断するようにしましょう。

そして自身が磨き上げた「速読力」を活かしていきましょう。

(サンプル問題は一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会より引用)

 

リーディング問題は前パートでも記した通り、時間がかなりタイトです。

そこで解く順番も大事になってきます。

私は「part7→part6→part5」の順で解くようにしています。

理由としては2つあります。

1つ目は最後の最後に長文問題を解くのは、集中力がなくなり読解力が落ちるからです。

これは個人的な意見ですが、約1時間30分ほど問題を解いた後の長文問題はかなりしんどいです。

part5とpart6は単語と文法さえ分かれば、考えることもなく解けることが多いため、集中力が高い序盤に長文問題を解くようにしています。

2つめは「簡単な問題を落としたくないから」です。

国内一般試験の典型例な傾向として、後半に向けて難易度が難しくなっていくことが多いでしょう。

ですがTOEICは違います。

TOEICは長文問題の途中で難易度MAXの問題が頻出してきます。

問題が進むにつれて2つ以上の複数の文書が提示されることが増え、最後の問題は読解量がかなり増えます。

ですが問題の難易度は意外にも簡単なことが多いです。

そのため、順当にpart5から解いていき最後の簡単な問題を落とすのはかなりもったいないです。

part7から解いていき、途中の難しいと感じた問題はすぐにパスする→時間が余った最後にパスした問題を解いていく。

 

以上が私が実践している解き方です。

これは個人差があるため、苦手分野を最後にするなど解き方については十人十色です。

それぞれのパートで制限時間を自身で決めておくと良いでしょう。

そのため何度もTOEICの過去問を解いて、自分だけの解き方を見つけましょう!

過去問は公式が出してるものを購入するようにしましょう。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
公式教材最新刊。 付属CDのリスニング音声の他、 特典としてリーディングセクションの一部の音声を スマートフォンやPCにダウンロードして お聞きいただけます。 【特長】 ・ETSが本番のテストと同じプロセスで作った問題 ・公式スピーカーによるリスニング音声 ・参考スコア範囲の換算表でスコア目安がわかる
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8
公式教材最新刊。 付属CDのリスニング音声の他、 特典としてリーディングセクションの一部の音声を スマートフォンやPCにダウンロードして お聞きいただけます。 【特長】 ・ETSが本番のテストと同じプロセスで作った問題 ・公式スピーカーによるリスニング音声 ・参考スコア範囲の換算表でスコア目安がわかる

 

おわりに

これまで私が知りうる全ての情報を記載していきました。

日本人は英語に対して異常とも言えるほど苦手意識があります。

しかし近年では小学校で英語の教育が正式に実施、就職、転職活動で英語力を聞かれたりなど、日本でも英語能力が求められる時代になっています。

しかし英語を勉強するメリットはそこではないと私は考えています。

英語を勉強するメリット、それは「多国籍の人々と繋がれる」ことだと思っています。

私は1年弱の留学、30カ国以上バックパックを行い、様々な国籍の人と関わり友人もできました。

彼らは私たちとは全く異なった価値観、文化を持っており、自身の常識がひっくり返ります。

30カ国以上旅をしてきましたが、どの国に行っても皆英語で意思疎通ができます。

ここまで英語力が乏しいのは日本を含めたアジア圏だけでしょう。

多国籍の人々と関わることは想像以上に自分の価値観が広がっていきます。

皆さんも英語を学習し、英語に触れ合い、多国籍の人と関わる素晴らしさを知ってほしいです。

この記事がそのきっかけになってくれればと思います。

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